ついに完結「どうせもう逃げられない」一井かずみ

ついに最終巻が出たわけですが、kindle版がまだなのでしばらくは待機。

なほが好きになった男性・向坂には、心の傷があった。

兄嫁で、最愛の女性だったちはるを死に至らしめた傷。そんな向坂の心に触れられず、でもこの恋からはもう、逃げられない…そんな片想い。


なほの想いがようやく向坂に届いた途端、兄の再婚という事件に再び、なほを拒んでしまった向坂。会社も解体に向かい、一度は全てを諦め絶望したなほ。


しかし、最後の勇気が奇跡を呼んだ。

あらすじまんまなので割愛。お互いに相手のことを想っているのは誰から見ても明らかなのに、過去にとらわれてあと一歩のところで手を伸ばすことのできない向坂さん。

  • 自分が片思いしていた好きな人を失った悲しみ
  • 兄嫁を事故で死なせてしまった自責
  • 彼女の最期については誤解があるけど彼女の名誉に関わることだから口にできない
  • そんな兄は再婚してしまって、もう誰も彼女のことを覚えていてくれないのかもしれない
  • 自分だけはおぼえていてあげないといけない

どうしても自分は幸せになってはいけない人なんだという思いから抜けだせないでいます。


少女漫画の最終巻ってとりあえず表紙がウェディングドレス、ってことが多いような。それってまだまだヨノナカ的に結婚がゴールってことなんだなーと。

そして読む前のハラハラしている状態で見ちゃうと「やっぱりな」って思っちゃうのでできれば見たくないような。


(追記)10/9

ついにkindle出ました。最後までぐずぐずしたらどうしようかと思ってましたが一安心。あーやっぱり長いこと焦らされたぶんげろ甘だな!!もう!


負っている傷は一生抱えていくものだけど、それを持ったままでも生きていこうという方向にキレイに収まりました。

まあ見えていたとはいえ、向坂さんがまた人を好きになれる日が来て、なほが人に愛されている実感を持てる日が来て、時間はかかったけど今までのことは全部間違ってなかったんだなと思えるラストです。

それにしてもやはり好きだと認めた男の開き直り具合はやばいw 

「好きだ」「かわいい」「帰るの?」って今までにないくらいかまっていたいしかまって欲しい!っていうのが全開!このひとちょっと前までさんざんうだうだしてませんでした?

あと一歩をどうしても踏み出せなくて、ギリギリの線上で踏ん張ってませんでした?


途中どれだけ振り回しても、最後にはこのくらい情けない人のほうが(マンガだと)かわいくていいですよねー。正直くっついたあとの事件の類はもうどうでもいいですw(いやよくないけどもインパクトがね)


一応番外編も入って、盛りだくさんです。(表紙の時点で)二人の行く末なんて多くの人が読めている展開でしょうが、しっかり満足できる1冊です!




最終巻でウエディングドレスシリーズ

しかしイタキスは6巻だったw