ついに完結!全力の青春「青空エール」河原和音

また一つ、楽しみにしていた漫画が終わってしまいました。高校デビュー終了後、君に届け、ストロボ・エッジ、ヒロイン失格、アオハライドなんかとともに別マを賑わしてきた青空エールが!

全国大会への出場が決まった白翔高校吹奏楽部。金賞を目ざして厳しい練習に打ち込む。直前合宿で、トランペットパートの雰囲気は悪くなっていき――。全国大会前につばさはどうする!? 大介と励ましあいながら歩んできたつばさの3年間、完結!


前回までで大介くんの甲子園が終了。最後はつばさの全国大会です。どうしても金賞が取りたい一心できつい練習にも必死でついていきます。水島じゃないけど、自分が暇になったからって遊ぼうとか会えないから別れるとか言わないところが大介くんのいいところ!

自分も本気で甲子園を目指して、必死にやってきた経験があるからこそ、相手の邪魔はしたくないし、全力で応援したいと思ってるのがなんとも青春ですね。

「がんばれ」って言葉は一歩間違ったらとても難しい言葉だけど、一生懸命頑張っているってわかってる人から言われると素直に受け止められるような気がします。

そして吹奏楽部がマーチ「ブルースカイ」を演奏するときに思い描くのはあの甲子園の青い空。直接大会や技術向上に関係がないように見えても、みんなで甲子園まで応援に行った経験がものすごい財産になっています。


前述の高校デビュー、先生!、いまは俺物語の原作なんかをやってる河原和音先生。雪の中の外の練習や、部活終わって真っ暗な中帰る風景など北国要素満載で匂いがなんか伝わってきます。それにしても北海道出身の漫画家さんて多いなあと思う次第。

私はこんなに一生懸命部活やってこなかったから、誰かと何かを一生懸命やって、嬉しいとか悔しいとか感じる気持ちはすごく羨ましいなと。(それを今は仕事でやってるようなもんですけどね)自分の子供にはぜひ部活をさせたいし、願わくば団体競技がいいですねー。