やられた...「イニシエーション・ラブ」乾くるみ

映画(原作とオチが違うらしい)も気になるところですが、ようやく原作を読み終わりました。もともとおすすめされていて、ラブストーリーの小説とか読むんだー意外。って感じだったのですが、これは!!こ れ は!

「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。僕がマユに出会ったのは、人数が足りないからと呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士の彼女。夏の海へのドライブ。ややオクテで真面目な僕らは、やがて恋に落ちて……。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説──と思いきや、最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌してしまう。



個人的にはこのあたり↓と並ぶ「ま じ か !」って話。

確かにアオリ文通り読み返した。


これだから小説もやめられない。



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以下ネタバレ含む


最後に名前を呼ばれたシーン

あれ、名前違う。もしかしてこの人も二股掛けられてる?そういうこと?

と思ったけどよく読むとちゃんと返事してるし、、、、


結論、ぐぐりましたw


あだ名の付け方があやしいな、とか別れた後間違って電話を掛けたとき「あまりにもいつもどおりに」「当たり前のように」名前を呼ぶというのが気になるな、とか思ってたけどまさか時系列が逆とは…!A面かかってるときはB面も動いてる、、、そうねそうね!!!


カセットテープとかいちいちレトロな感じがよく調べて書いているなと思いました。

これはぜひ人に勧めたい。