春色アストロノートのような、相手にコンプレックスを抱える双子のお話。
千星と明星は双子の姉妹。甘え上手で男子にモテる妹。不器用で告白もできない姉。 ーー幼なじみの宮本と3人で過ごすはずだった誕生日。千星と明星に悲劇が…?
【ネタバレ】
宮本はずっと千星のことだけ好きだったわけですが、2人ともあと一歩が踏み出せなくて、お互い相手の言ってること【だけ】を信じられなかったがために、明星に振り回されています。
そしてついに明星は小さな嘘を残して事故で死んでしまって、、、
2人とも傷つきたくないからといって明星が死んだ誕生日の日の真相については触れないようにしているがために、ますますすれ違っていきます。
嘘を残して死んでしまった明星を良い方に解釈するのにも限界があるなあとは思いましたが、もともと宮本も千星も明星のことが(人として)好きという前提があるのでそこはしょうがないかなと。
そして後半の里見くんの急激な転がり落ちぶりがほんとに気の毒…
計算高く一気に強引に迫って千星を落としたところはおお、よくやったなという感じでしたが、その後2年も付き合ったのにあっさり「なかったこと」にされちゃうのもなんなの、、という感じ。少なからずこの期間近くにいて捕まえていてくれたのは里見くんなのに…!千星が意外と薄情。
(ただ、二番手男子推しの私ですが今回は宮本を推させてください!里見くんは捨てられ方が気の毒だったってことで…弘光くんほどのプッシュではないですごめんなさい)
なんだかんだ千星はつごうの良い子だなあと思う気持ちがないわけではないですが、最後はキレイにハッピーエンドになるので良いでしょう!本を所有するほどではないですがkindle等で是非!
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