美形過ぎても生きづらい「クジャクの教室」高梨みつば

ヤマトナデシコ七変化的な「美形過ぎて学校で浮いている」人たちと仲良くなった転校生のお話。

美人だった母親が、若い恋人を作り家出したことが原因で、美しい人を信じられなくなったまりほ。だが転校先のクラスには、超絶美形で個性派の、設楽・燐・真麻の3人組が!! まりほの学園生活は一体…!?


イケメン軍団と仲良くなる、というのは少女漫画ではよくあるパターンだと思いますが、ここでは美形が本当にわかりやすく美形(漫画でいう「イケメン」というよりほんとに「美しい人」って感じ)に描かれてます。男子は2人は周囲を鬱陶しがりながらもキャーキャー言われ、真麻が近寄りがたい、、って感じで浮いてしまうのも納得できるなと。

ただ、燐くんとか設定いろいろありそうなのに、ただの恋敵的な謎ポジションで終わってしまったのが残念、、、これ打ち切りなのか?もっと先続くかと思ったら、、、

真麻のダサい服の話とか3人の家族の話とか、そもそものまりほのお母さんの話とか、膨らませたら花男くらいの話にはなりそうな設定だったのにあっさり3巻で完結。

若干物足りないような気もしますが絵も綺麗だし1巻無料なのでぜひ読んでみてほしいです。


言わないつもりだったけどこれはもしかして恋かも、、、、♡(ポッ)みたいな友情との狭間で苦しむ系は花男にはじまりストロボ・エッジ、僕等がいた、orange、流れ星レンズ(砂時計)…とまあ「よくある」シチュエーションなわけですが、同じ男性を好きになった女子同士に比べたら男子同士は割とうまくやってるよなあという印象。

女子は割と今彼と元彼の部活が一緒、とかそういうえげつない乗り換え方するしな、、、