男女間の友情は成立するのか「太陽が見ている(かもしれないから)」いくえみ綾

いくえみ先生て51歳なのになんでこんなにイキイキとした高校生が描けるんだろう。ふしぎ。しかも連載6本ってすごい。

というわけで新刊が出たので早速読みました。4巻まで出てます。

友達とどこか違うと感じている岬。クラスで浮いている楡。中3の2人は席替えがきっかけで、急速に仲良くなっていく。春、同じ高校に進学した岬と楡は、フラットハウスに一緒に住むことに。そんな2人の前に、楡の幼なじみ・日帆が現れて…。3人の関係が動き始める!! 

最初は友達というか同士として仲良くなって、なんとなく一緒に生活し始める2人ですが、もう1人女の子が現れたことですこしずついろんなことがずれていきます。

女子は2人とも楡のことがすきだなーと思っているけどそれは恋なのか愛情なのか友情なのかよくわからないなーと思ってました。ふたりとも女友達も大事にしてるしね。

でも途中からあーほんとに好きなんだな、っていうのがわかって。


この関係を壊したくないっていう岬と、

壊してもいいよっていう日帆と。


岬が飯島を選ぶのも、楡が責任を取るつもりなのかわざと日帆に近寄っていくのも、日帆がそれに気づきながらも手段は選ばないで楡を手に入れようとするのも本当にもどかしい!

続きが気になる!!!



友達だと思っていた人に好きだと言われて気まずくなって友情までも失ってしまったことが過去3度あるのですが(それでも男女間の友情は成立すると主張したい)

1回目が19歳の頃でした。気まずくなるのが嫌だから、と何度も連絡をくれていたけど、それがもう気まずくて気まずくて、「友情を失ってしまった」というか「自分から捨てた」んですたぶん。

その人とちゃんと、ちゃんと話したのは卒業するときで、ちゃんと連絡を取ったのは26歳くらいになってからで、先日ようやくちゃんと会いました。

もともとすごく気が合う友達だったので、9年近くかけてなんとかちゃんと友達に戻れた感があります。どうやらもうすぐ結婚するらしい。先を越された気がしてイラっとしますが(笑)、私と話さなくなって1年くらいして付き合い始めた彼女とうまくいったとのことなのでなんか安心しました。

その間私はさらに2回も同じようなことを繰り返して全く進歩してないというのにね。