久々にすごい面白いマンガに出会いました。パラキスのようなNANAのような夢と才能と恋の話。中身がある女子が主人公だと面白い。これ感想書くの難しいな。既刊16巻。
欲しいオトコできた?見るからにワガママで気まぐれでギャンブルばかり。 ときどき目が合うけれど、いつだってオンナに囲まれてるヒト……。チナが恋した相手は手ごわそうなアソビ人。 名前も知らない彼の気を引きたくてキスを仕掛けたら、もっとエッチなキスでお返しされちゃって…?くちびるからはじまった?刺激的な恋のゆくえは…?
最初の1巻とかはふーん、って感じでしたが続けて読むと一気にハマる!
↑に書いてあるような始まりだったねそう言えば!ってぐらい。1巻のあらすじだけ読むとただのエロマンガみたいだw
チナはアマチュアのシンガーで働きながらプロ目指し中。イズミはプロのバンドでボーカル&トランペットをやりつつ兼業でDJもやっている職業ミュージシャン。(はじめは内緒にしてた。仕事がわかってからも、どうしてもチナはイズミにコンプレックスを感じてしょうがないのです)
生活と音楽はどうしても切り離せなくて、一緒に居る時間が長くなればなるほど、恋愛に溺れていたいと思う一方でお互いに「胸を張って隣に立てる自分でいたい」という思いが強くなる。あれだけイズミだいすきなチナですが決して一緒に住もうとはしないし(お泊りしまくってるけど)、人脈を頼るのを嫌がったりとか。イズミはイズミでチナの音楽にコメントしたりプロデュースとかはしたくない。
音楽に真摯に向き合って、自分だけの時間も大事にして、少しでも(音楽的に)前に進めないともどかしい。
それぞれ別の人間なので音楽に浸りたいタイミングも、相手に甘えたいタイミングもそれぞれで、喧嘩が妙にリアルです。相手にわがまま言わせたいが故の衝突とかね。
(聞かせたい、っていうより言わせたい、で喧嘩するのがかわいい)
あと細かいんだけど、部屋で仕事中にイズミの靴下が半分脱げてたり、一緒に家に帰る時に実はイズミがチナの荷物持ってたり、作中でも特別触れるわけじゃないそういうところがすごくリアルだし可愛いなーと思ってしまう!
1話がすごいボリュームだけど年に1冊か2冊しか出ないのでとにかく続きが気になる。完結したらぜひ大人買いして周りに勧めようとおもってます。
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